クリスマス用の栗のモンブランがおいしくなった

何度も試作を重ね

クリスマスケーキの今年一番のおすすめは、栗のモンブランです。
2008年クリスマスケーキ~栗のモンブラン・かぼちゃのパイ・苺のショート
「今年限定なのでおすすめ」なのではありますが、やはり、おいしくないとおすすめできませんよね。


何度も試作を重ねてみました。

最初は、まあまあくらい。


「ん~~~~む」
「まあまあね。『こりゃおいしい!こりゃイイね!』って言うほどではないよね。もっと改良して」



モンブランの由来

試作を作ること、数回。
その度に試食。

「まあ、前よりはおいしく、というより食べやすくなったかな」
「というか、モンブランって何?」

陶千矛でモンブランといえば、サツマイモのモンブランです。
お客さんからは、よく「モンブランって、栗のモンブランのことじゃないの?」と言われます。
普通はそうなんですかね?私は陶千矛のことしか知らないので、「モンブランと言えばサツマイモでしょ?」と思います。
(ちなみに、最近サツマイモのモンブランの味が、ちょっと変わりました。おいしくなりました。陶千矛の四女みさこさんの助言によって。今度食べてみてください)



で、ケーキ職人に聞いてみました。

「モンブランと言うのは『白い山』のことなんですよ」(ケーキ職)

「へ~~~」
「あっ、モンブランっていう山ね。ヨーロッパかどこかの」(私)

「モンブランの上にかかってる白いのが、雪のイメージですね」(ケーキ職)




おいしくなったモンブラン

何回か試して出来上がったモンブラン。

「おぉっ、おいしい。これならお客さんも喜ぶよ」

試行錯誤を繰り返して、すごくおいしくなりました。
「せっかくクリスマスケーキなのだから、『手作りの栗の渋皮煮を使った』っていうだけでは、満足できないよね。おいしくないと。これなら大丈夫よ。きっと」


はじめの段階では、なんだかこってりこってりとした感じ。ちょっと濃くないかね?という感じで、食べづらかったのです。
それから、生地の割合を変えて、食べやすくなりました。
私はケーキ職人ではないので、詳しくは説明できないのですが、下のスポンジ(チョコ・カカオ系かな?)の生地と、上のモンブランのニョロニョロっとしたもののバランスが良くなった。
ので、食べやすくなりました。
味もあわせて改良しました。





おいしくなったな~。





きく代さんが試食すると

・・・さて、数日後。

陶千矛の次女きく代さんが、栗のモンブランを食べました。




「このモンブラン、あんまりおいしくないね」



が~~~ん。



最初に比べてかなりおいしくなったはずなのに。
私も味見をしておいしいと思ったのに。



きく代さんがいうには
1.手作りの渋皮煮を使ったってのが分からない
2.食感が物足りない
とのこと。



「栗が足りんのよ。もっと入れんさい」(きく代)


モンブランの中には、栗の渋皮煮が入っています。
しかし、カットするときのことを考慮して、少ししかはいってないんですね。
大きいのが、ざざっと。
イメージとしてはイチゴのショートケーキの中の、イチゴのスライス。


(えぇい、簡単に言うが、難しいのだ)
というケーキ職人の心の声が聞こえてくる。



「入れにくい?じゃあ、小さくすればええ」(きく代)



きく代さんの言うとおり、栗をスライスではなく、四角にざく切りにしてみる・・・。

さて、試食だ。
きく代さんの言った栗のモンブランを食べてみようか。




・・・これ、おいしい。


これ、すっごいおいしくなった。



今までも、おいしかった。
しかし、今思えば、普通においしいくらい。



今度のは違う。


おいしくて、なおかつ、食感がすごくイイ!

手作りの渋皮煮が入っているということが、すごくよく分かる。
渋皮煮の味が、すごくよく分かる。



すごいな、きく代さん。



すっごくおいしくなったよ。


問題

・・・ですが、問題が発生。
栗が足りなくなりそうです。


クリスマスまで、栗のモンブランが出せなくなりそう。
出せても、渋皮煮なしで、代わりにイチゴがのったモンブランとか。
でも、それでは意味がないので、出さないほうが良いかも。



ここまで言っておいてなんですが、今年のクリスマスケーキは完売しました。
クリスマスケーキ完売しました








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